7月のドルチェ
Panforte/パンフォルテ(トスカーナ州)
パンフォルテといえば、トスカーナ州の中でもシエナのスペチャリタ。起源を辿れば中世に行き着く。当時は、季節フルーツを乾かして練り込んだ、一種のフォカッチャと言われていたそうだ。季節のフルーツとは、イチジク・ブドウ・プラムなどなど、、、そう、初夏のフルーツ達である。パンフォルテは薄い円形が基本で、底には”オスティア”という教会でミサの時に配られるパン(といっても薄いものだが、、)が敷かれている。スパイスがタップリ効いているのも特徴。パンフォルテにはBianco(ビアンコ=白)とNero(ネロ=黒)の2種類ある。「Margherita(マルゲリータ)」と呼ばれるビアンコは上にタップリの粉糖がかかったもの。もう1種類のネロは、カカオと唐辛子が使われている。トスカーナの貴腐ワインVin Santo(ヴィン サント)と相性がいいといわれている。ここでも、スウィーツ×スウィーツは健在だ!
6月のドルチェ
Pitta 'nchiusa/ピッタ ンキューザ(カラブリア州)
ん?なんか変わった名前、、、。これはカラブリアの方言だから。「Pitta=pasta(生地)」、「'uchiusa=in chiusa(閉じた)」このドルチェはカラブリア全土で見かけることができる、カラブリアを代表するドルチェ。2枚の薄く延ばした生地に、クルミ・アーモンド・干しブドウ・オレンジの皮などから作ったインパストを挟み、しっかりと閉じてから3~4センチ幅くらいに切ります。それをクルクルクルと巻いて、天板に並べていくのです。そして、インバストを乗せていない、ただの生地を細く切って、周りを固定させ糸で留めます。(写真)砂糖をまぶしてオーブンで焼くと、、、なんともいい香りが、、、っ!このドルチェ、古くは1100年代から作っていたとも言われ、1700年代ころには伝統的な結婚式のドルチェとして作られていましたが、現在は特にクリスマスのドルチェとして伝わります。
2008年5月のドルチェ
Gelato con Brioche/ジェラート コン ブリオッシュ(シチリア州)
記念すべき、ドルチェマニア復活第1弾は、夏のシチリアのドルチェをお届けします!
夏といえば、「ジェラート」! ここシチリアでは「ブリオッシュ」と呼ばれる柔らかいパンになんとジェラートを挟んで食べるのです。直径10センチを越えるブリオッシュにタップリの2種類のジェラート。これだけでお腹が一杯にナッテシマイソウ、、、。イタリア人はこのジェラートバーガーをおやつや朝ごはん代わりに食べています。オソルベシ。
シチリアのGelateria(ジェラテリア=ジェラート屋)には、ブリオッシュが置いてあり、試してみたい場合は「Con Brioche(コン ブリオッシュ)」と言って注文します。2種類のジェラートを挟むことが出来ます。ちなみに、写真はCaffe'(コーヒー)とNocciola(ヘーゼルナッツ)。ジェラートの定番です。

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